忍者ブログ
[24]  [23]  [22]  [21]  [20]  [18]  [19]  [17]  [16]  [15]  [14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨年から検討していました足寄町に建築中の住宅です。


立体模型

こうして具体的に模型にしてみると大きな家です。
この家の特徴を上げれば、「スマートでないスマート住宅」といった感じでしょうか。
なぜ「スマートでない・・・」のかというと、昨今、よくいわれる「スマート住宅」のスマートは、「賢い」「お利口な」を指し、蓄電技術やセンサーを駆使して「エネルギーの無駄使いを減らし、高効率で豊かな生活ができる」の意味で使われています。つまり、俗にいうハイテク住宅です。
ところが一方、この家は、ハイテクといえば、既存の「太陽光パネル」を継続して使う他は、これまでも使って来た、なかなか働き者の「薪ボイラー」で1階の床暖と給湯を行い、加えて「薪、ペレツト兼用のストーブを」補助暖房として使うという、むしろローテクどっぷりの住宅なのです。


以前から使っていた太陽光発電機

この、薪と太陽光という自然エネルギー再利用システムを効率よく機能させ続け、6人家族と同居人の6〜9人の生活をまかなうためには、薪割り、運搬、煙突掃除など、住人みんなが体を使い、汗をかき、互いに関わりあう事が必要です。
この家、自然の恵みと家族の協力で支えられる住宅です。「スマートでないスマート住宅」、変でしょうか。


雪が融けてこの春から実際の建築に入っています。この日は子供さんが自転車を走らせて王国の視察に来ていました。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
リンク
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
久慈建築工房
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]