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「Sさんの家」建設予定地
撮影は2010年9月,現地確認をしたときのもので、麦の収穫期でした。遠くに見えるのは新嵐山スキー場です。
施主のSさんとのご縁は一本の電話からでした。これはお客さんの紹介から始まることの多い私としては稀なことです。
その後,8月にはご夫妻で来社され、敷地状況、家族構成など条件とご希望をうかがいました。9月、実際に現地を見たり以前当工房で建てた住宅を参考に見ていただきながらプランを具体化していただきました。12月にはこちらからプラン提出、最終的な調整・打ち合わせを終えたのですが、その段階で言葉や図では伝わりづらい立体イメージを理解して頂くのにプランを『建築模型』にしてお見せしました。
『建築模型』
蓋を開けると「Sさんの家」。箱から出し、屋根を外して見る。
「屋根をはずして見る」こればっかりはグーグル・アースにもできない技。
平面図が立体になることでよりくっきりと間取りや構造が分かります。
『南東面』
小型のデッキは『デッキ』というよりむしろ「自然への玄関」。
気が向いたらぶらりと戸外の散策も。
冬は北西の風が強く吹く土地ですので、雪・風・寒さなど北国の厳しさにしっかりと備え、耐え守る端正な壁面構成としました。
『四月、着工』
「鉄筋の組立」(4月25日)の様子。背景の嵐山にはまだ残雪が見られます。
一本の電話から始まった『Sさんの家』の建設がいよいよ始まりました。まだまだ厳しさが残っている十勝ですが。まもなく一斉に緑が芽吹くことでしょう。
またご報告いたします。
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